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偏差値45だった僕が偏差値65の志望大学に入学できた秘訣、教えます!

生徒やチューターの間で「伝説のチューター」と呼ばれる牧野浩太郎さん。ご自身の受験のことやチューターとして活動しているなかで感じること、生徒へ伝えたいことなどお伺いしました。お話を聞いて伝説のチューターと言われる理由がわかったような気がします。

 

牧野浩太郎

「管理されたい」という体質が増田塾に合っていた

―こんにちは! まずは自己紹介をお願いします。
 
こんにちは! 一浪して早稲田大学教育学部に入学した大学5年生の牧野浩太郎です。柏校に通っていました。
 
―一浪されたのですね。なぜ増田塾に入ろうと思われたのですか?
 
高3の時に別の予備校に入っていたんですが、ぜんぜん成績が伸びないし受験も失敗したので他のところを探している時に同じ野球部の友人が増田塾を見つけてきてくれたんです。カリキュラムなどを見て「管理されたい」体質の自分に合っているなと思ったんです(笑)
 
―「管理されたい体質」とは!?
 
ずっと甲子園を目指して野球をやってきたんです。甲子園まであと2勝! というところまで行きました。
 
―それはすごい!
 
ありがとうございます。負けた時は本当に悔しかったです…。コーチの厳しい指導と管理の下、目標に向かって頑張ることに慣れているので自分で管理ができないんです。なので、増田塾のしっかりと管理してくれてやるべきことを教えてくれるシステムがぴったりだなと思いました。(強制自習システムや授業システムはこちらから)
 
―なるほど! 確かにそうですね。入ってみていかがでしたか?
 
浪人生って孤独っていうイメージがあったんです。ぼっち飯とか。でも増田塾は少人数制ということもあって、すごくみんな仲が良くて。授業の時は喋らず必死で頑張るんですが、休憩時間とか一緒にご飯を食べたりお喋りしたりしてストレス発散ができました。あとはチューターの皆さんとか先生、スタッフさん、みんな本当に仲良しで笑いの絶えない教室でした。チューターの方は本当に面倒見のいいお兄ちゃんって感じでした。
 
―すごく雰囲気のいいなかで受験勉強ができたんですね! 順調に成績は伸びましたか?

入塾当時の偏差値は“45”!

いやあ…実は僕、入塾した時は偏差値45しかなかったんです。

 

―え! 浪人したのは早稲田大学を希望していたからですよね? 早稲田大学の当時の偏差値は…?

 

65です。無謀ですよね(笑)でも人が無理だって思うことをやりたいという思いがあって。

 

―素晴らしい!

 

偏差値が低かったからある程度までは順調に伸びて行ったんですが、8月~11月が停滞期でぜんぜん成績が上がらなくてすごく焦りました。

 

―それは心配になりますね。焦った時、どんなことをしましたか?

 

もともと日記を書く習慣があったんですが、増田塾に入った時に一日の勉強スケジュールを書く表を作ったんです。2週間分で一枚になっています。

 

 

―うわあすごい! びっしり書いてますね。これが一年分ですか?

 

はいそうです。

成績が停滞していた時期に「こんなにやったのに…いや、本当にやったのかな?」って不安になったんです。なので過去のこのスケジュールを見返して「うん。大丈夫だ。こんなにやったんだ」って自信をつけました。あとは僕、早稲田大学や文系大学の過去問を50~60学部分解きまくったんですが、過去問を20~30学部分終えたぐらいから正答率が70%を超えてきたんです。これも大きな自信になりました。英単語帳にある2000単語、派生語も含めたら4000語くらいあるのかな? それも全部覚えました。暗記型の人間なんです。

 

―すごい! ボロボロですね(笑)


単語帳


そうですね(笑)毎日電車の中とかで見てたらこうなっちゃいました(笑)


―しかし暗記が得意というのはいいですね。


いや、それがそうでもないんです。早慶上智クラスの英語は単語が分かっていれば解けるというものではなくて、ちゃんと理解していないと無理なんです。僕の恩師の先生からは口酸っぱく「脳を開発するんだ。暗記だけの人間は早慶にはいけない」って言われていました。最初はポカンですよ。脳を開発するってなんだろう? って。字面を追うのと何が違うの? って。それが過去問をどんどん解いていくうちにだんだん理解できるようになってきました。


―今、5年生と言うことですが1年間バンクーバーに行かれていたんですよね。


はい。実はそれも恩師の先生の教えで。「新しいこと、異質なものと出会うことはとても大切なんだ」って言ってくれたんです。なので、日本だけじゃない新しい世界を見に行こうと思って一年間留学させてもらいました。シェアハウスにメキシコ人と住んだりしてすごく刺激を受けた一年でした。


―素晴らしいですね。増田塾は勉強だけでなく、人生を歩むために大切なことを教えてくれますね。


 

本当にそうです。やっぱり勉強したことは単語とかもどんどん忘れちゃうんですけど(笑)そういうことはとても良く覚えています。

試験当日の環境を増田塾の勉強環境に似せて緊張緩和!

―ご自身の受験のことを教えてください。

 

センター試験に大失敗しました(笑)

 

―なんと。

 

前日まではすごく調子がよかったんです。いい点数がとれて「これならいける!」って思ってました。でも試験が始まったら「あれ? 昨日と違う! 昨日と違う!」って、どんどん焦って。絶対わかっているところも怖くてもう一度見直したりして、そうしたら時間がなくなってまた焦る…そんなこんなで最悪でした。

 

―どう気持ちを切り替えましたか?

 

増田塾のチューターさんや先生、スタッフ、同じ釜の飯を食った仲間たちに相談しまくりました。そうしたらちょっと楽になったんです。それでどうしたら緊張しなくなるか考えました。

 

―素晴らしい!

 

まず、自分はどこで緊張しちゃったんだろう? って考えました。そうしたら試験用紙が配られて試験が始まるまで3分くらいあるんですけど、どうもその時間に緊張したみたいなんです。なので、その時間帯をどう過ごすことにするか決めました。

 

―どう過ごしたんですか?

 

試験会場にくる間に見た風景や友人とした会話、電車の中にどんな人がいたか、などを考えるようにしました。それで残り30秒、となったところで今日の試験の事を考えるようにしたんです。

 

―なるほど。あとはどんな対策をしましたか?

 

試験当日の環境をいつも自分がしている勉強の環境にできるだけ近づけました。普段と同じように落ち着いて試験に臨めるように。いつもジャージにクロックスを履いて増田塾で勉強していたんですが、その姿で試験を受けました。あと、僕は喋らないと緊張しちゃうんで、必ず試験には友人と行っていました。それから増田塾でいつも使っていた薄いクッションを持っていって椅子に敷きました。あとは増田塾の自分の席から見える光景を写真に撮ってそれを試験前に見て「おお、こいつがいるこいつもいる。うんいつもの環境だ大丈夫だ」って念じてました。

 

―素晴らしいですね。そういった問題解決を自分でできるようになったのも佐藤先生が仰った「脳を開発」したからこそですよね。

 

本当にそう思います。

とにかく周りを頼れ! SOSを出せば必ず誰かが助けてくれる

―今の時期、受験生たちはもうすぐやってくる本番に向けて気が気ではないと思います。受験生たちに今、伝えたいことってなんでしょうか?

 

この時期って本当に不安になるんですよね。「これで本当にいいのかな?」とか考えてもどうしようもない余計なことを考え始めてしまう。でも、受験は人生の大きなイベントの一つでしかありません。もし失敗しても“それが本当に失敗だったかどうか”というのはその時は分からない。後々見ればそれは成功だったかもしれないんです。

 

―本当にそうですね。の今があり、バンクーバーに留学するという素晴らしい体験をしたのも一浪して恩師の先生に出会ったからですものね。

 

そうなんです。僕は第一志望に行けたからこんなこと言ってもきれいごとになっちゃうかなあ…ってチューターを始めたころは思っていました。でも、やっぱり希望校に行けなくても輝いている生徒たちはたくさんいて。そういう彼らの姿を見ていたらやっぱりそうだなって思って伝えていきたいなって思いました。

 

―最後に頑張る生徒たちへメッセージをお願いします。

 

「とにかく周りの人に頼れ!」これにつきます。先生、スタッフさん、チューター、一緒に勉強する仲間たち。増田塾にはSOSを出せば絶対に助けてくれる人がいます。自分もたくさん助けてもらいました。少しでも不安になったら周りに話して少し楽になる、それを繰り返して受験に挑みました。だから僕も生徒たちが出すSOSにしっかり応えられるチューターでありたいと思っています。今年でチューターは卒業ですが、最後まで生徒たちの力になりたいです!

【お話を伺った人】

増田塾チューター 牧野浩太郎さん(増田塾 柏校出身)

早稲田大学 教育学部5年生

 

-チューターとは-

チューターとは増田塾を卒業し難関大学に入学した、生徒をサポートする大学生。

チューターは学習指導だけではなく、自身の経験から様々な方向で受験相談に対してをサポートをする身近な存在の職員である。

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