高3の夏まで部活を全力でやりきってから早稲田大学に現役合格!
間杉麻衣さんインタビュー
現役で早稲田大学に合格した間杉麻衣さん。小さくて可愛い笑顔の奥にはガッツあふれるスポーツマンシップが宿っていました。一年下の後輩を見守る優しいお姉さんの間杉さんにご自身の受験の事、現役生に伝えたいことなどについてお聞きしました。
高3までバスケに没頭! その後、巻き返して現役合格!
―今日はよろしくお願いします。まずは自己紹介をお願いします。
よろしくお願いします。ちょっと緊張しています(笑)早稲田大学 教育学部1年の間杉麻衣といいます。19歳です。立川校に通っていました。
―ということは現役で合格されたんですね。第一志望ですか?
はい、そうです。
―すごいですね! なぜ、早稲田大学を受験しようと思ったのでしょうか?
小学生の頃からずっと先生になりたいと思っていて、その夢を叶えるために大学に入りたいと思いました。高校2年生の時に「早稲田に行く!」と決めて塾を探している時に、知人の娘さんが増田塾で慶應義塾大学に現役合格したと聞いて説明会に行きました。そこで増田塾のカリキュラムは私に合っているなと思ってその場で入塾を決めました。
―親御さんと一緒に行かれたんですか?
はい。我が家は自分で予備校を見つけてきなさいという方針で、上に兄と姉が3人いるんですが、全員違う塾です。
―ご両親の教育方針も素晴らしいですね。自分に合っていると感じた点はどんなところでしょうか?
勉強は好きでやる気はあるんですけど、やっぱり家にいるとついついスマホとか見ちゃうし、私はバスケ部で部活に力を入れていたんですが疲れて寝ちゃったりしちゃうんです。その点、増田塾は教室にスマホを持って入ってはいけないですし、自主学習の時間もしっかりスタッフやチューターの方が見てくださって寝ないように気を付けてくれるのでいいなあと思いました。
―なるほど。部活はいつまでしていたんですか?
高3の夏までです。
―それで現役で合格するなんてすごいです!
いえ…でもそれが原因で夏までは伸び悩む時期もありました。
―そんな時、どうしたんですか?
スタッフや先生に相談をしました。そうしたら「今、バスケに向かっているエネルギーが終わった後かならず勉強に向くから大丈夫! 今はやらなければいけないことの優先順位をつけて最低限やるべきことをやっていればいい!」って励ましてくれました。
―素晴らしいですね。普通、生徒が伸び悩んでいたら塾側は合格してほしいから「ちょっと部活を緩めたら?」とか言いそうですけど…。
はい。それが本当に増田塾の素晴らしいところで、皆さん生徒が大事にしているものを絶対に守ろうとしてくれるんです。そういう周囲の人たちに励まされて8月まで頑張りました。
―成績が伸び悩んでいる時にご両親から「部活辞めたら?」などと言われませんでしたか?
それがうちの両親は全く逆で「勉強は社会に出てからでもできる。でも部活という環境でひとつのことに没頭できるのは中高しかない。だから部活を頑張れ!」と言っていたんです。なので4人兄姉全員、部活を頑張りました。
―素晴らしいご両親ですね。
段ボール2箱分のプリントを見て「これだけやってきたんだ」と安心
―8月になって勉強に集中できるようになりましたか?
はい! その後は順調に伸びていきました。ひとつを除いて…
―なんですか?
日本史です。私本当に日本史が苦手で4月の時点では偏差値が40だったんです。そこから色んな人のアドバイスを受けて最終的には早稲田の試験で9割とれたんです!
―素晴らしい! なんで苦手だったんですか?
うーん。ただ物事や名前だけを覚えればいいわけではなくて、その時の社会情勢や政治、経済などの状況を包括的に見て、立体として歴史を見なければならなかったので、それがすごく難しかったです。
―なるほど。遊びたい盛りに増田塾にしっかり管理されて勉強漬けの日々は辛くなかったですか?
いえ、楽しかったです。休み時間に先生やチューターさん、スタッフさん、友だちと勉強に対して相談することや共有していくことで自分たちが成長できることも楽しかったですし、友だちと点数を競い合うことも、頑張りが数字で表れることも嬉しかったです。
―いいですね! 受験の時はどうでしたか? 当日や前日に緊張はしませんでしたか?
あんまり緊張はしなかったです。ただ、やっぱり第一志望の早稲田大学を受験する前日は緊張してしまって、「本当に大丈夫なのかな…」って思いました。それで私、今までやってきたテストや走り書きしたようなプリントを全部とっていたんですが、そのプリントの山を見て、「私はこんなにやってきた。だから大丈夫だ!」って安心させました。
―プリントはどのくらいあったんですか?
段ボール2箱分捨てました(笑)
―すごい。
いつもの自分の机でいつもの勉強をする安心感が試験の緊張をリセットしてくれた
―受験直前の今の時期の生徒さんたちにアドバイスをお願いします。
この時期って理想と現実のギャップが見えてきて、落ち込んだりすることがあると思います。だけど、受験をするにあたっては感情の振れ幅が小さい方が良いと思うんです。例えば、1月後半から試験が始まりますが、最初につまずいたとしてその気持ちに引きずられて2月を迎えてしまっては最悪です。3日連続で試験がある時もあります。1日目が最悪だったとして、その気持ちを引きずって2日目3日目を迎えたら良い結果はでません。なので、この時期から自分が気分を切り替える方法や感情に引きずられない方法を見つけて行って欲しいなあと思います。あとは過去問をたくさん解くことですね。
―確かにそうですね。感情の振れ幅が大きいと落ち込みも激しくなってしまいますね。
はい。もちろん「嬉しい!」「悔しい!」って思うことは大切だと思うのですが、その気持ちに引きずられるのではなくて、“今、自分ができること最大限やる”ことに意識を集中してほしいと思います。一時的な感情は確かに出てくることもありますが、チューターやスタッフさんに相談することで正しい方向性に向かわせてくれると思います。「できなかった! 悔しい!」と言えば、きっと「どこができなかったの?」と聞いてくれます。そうしたら、自分のできなかったところを知ることができて、「復習をちゃんとやらなきゃ」などと気が付くことができます。さらに次は「こうすればできるんじゃないか」って考えることができます。
―間杉さんもそうやってスタッフさんやチューターさんに試験が終わるたびに話をしていたんですか?
はい、そうです。人によると思いますが、私は必ず試験が終わったら増田塾に行っていました。次の日試験だと長い時間はいられないのですが、必ず増田塾で復習していました。日本史などは同じ問題がでやすいので、そういう情報も得られますし、最終確認のつもりで行っていました。なにより、いつもの自分の机でいつものように勉強すると安心して試験の緊張をリセットすることができるんです。
―塾がそういう場になるって最高ですね。
本当にそう思います。それが増田塾の素晴らしいところでもあると思います。
長期・中期・短期の目標を立てて目の前のことを着実にこなす
―最後に受験生の皆さんにメッセージをお願いします。
目標を持って今できることを日々着実にこなして行って欲しいと思います。部活と増田塾で学んだんですが目標は3つあると思います。「長期目標」「中期目標」「短期目標」です。長期目標は最終的にどこの大学の何学部に行きたいか、ということ。中期目標は次の模試でどのくらいの点数をとりたいか、ということ。短期目標は毎回のチェックテストでどのくらいの点数を取るか、ということ。短期目標があれば、そのためにやらなきゃいけないことがなんなのか、自ずと分かります。なので、物事を実現するために逆算して考えて欲しいです。
今思い返すと増田塾で受験勉強に励んでいた日々は本当に楽しい毎日でした。勉強だけじゃない色んなことを増田塾で学びました。増田塾ではそれが当たり前だったから何とも思いませんでしたが大学生活を送る中で「当たり前じゃなかったんだ!」って衝撃を受けたりもしています(笑)人を思いやる気持ちの尊さとか、学べて良かったなあと思っています。これから私もチューターとして、いい受験期を過ごせたと生徒さんに思ってもらえるように頑張りたいと思っています。
【お話を伺った人】
増田塾チューター 間杉麻衣さん(増田塾 立川校出身)
早稲田大学 教育学部1年生
-チューターとは-
チューターとは増田塾を卒業し難関大学に入学した、生徒をサポートする大学生。
チューターは学習指導だけではなく、自身の経験から様々な方向で受験相談に対してをサポートをする身近な存在の職員である。